待ちに待ったソニーモバイル渾身の2021年フラッグシップモデル、Xperia 1 IIIの国内SIMフリー版であるXQ-BC42を購入しました!
なお、カラーはフロストパープルにしました。フロストグリーンと迷ったんですけどね。
発表時から「パープルでフロストとかやっぱこれ以外考えられない!」と相成りました。
Xperiaといえばパープルっすよ、パープル。
11/26に届きまして2週間経過したので、レビューしていきたいと思います。
その前に、変更前のPixel について。
こちらはdocomo online shopで購入し丸3年使いました。
ここまで同一機種を使ったのは恐らく初めてですね。
1ヶ月前にAndroid 12にアップデートしたばかりなんですが、よく頑張ってくれました。
サブ機というかリファレンス機というか、そういう用途で今後は使っていきたいです。
周知ではありますがスペック詳細。
SoC(CPU)はQualcomm Snapdragon 888 5G。
RAM12GB/ROM512GB。
最大1TBのmicroSDカード対応。
デュアルSIMにも対応しますが、microSDカードと2枚目のSIMトレイが兼用なので、
microSDカードを挿入するとデュアルSIMは利用できません。
約6.5インチ 4K/HDR対応の21:9 有機ELシネマワイドディスプレイ。
トリプルレンズカメラに3D iToFセンサー搭載。
IP68の防水防塵機能におサイフケータイ対応。
3.5mmステレオイヤホンジャック(4極)搭載。
生体認証は指紋認証で電源ボタン兼用。
ワイヤレス充電(Qi)にも対応しますが、ワンセグ/フルセグはありません。
とまぁフラグシップなのでテレビ機能を除いたほぼ全部入りハイエンドです。
テレビはこのご時世ですし、受信契約問題もありますので、非搭載でいいですね。
この機種の発表と同じくして「Xperia PRO-I」というハイエンド機種も発表になり、先日発売もされました。
メディアによってはPRO-Iの値段が高いことから、1 IIIを超えるハイエンドという書き方をされますが、個人的には1 IIIのほうがトップハイエンドモデルと思ってます。
今回はPRO-Iの話はここまで。
3年ぶりに端末を変えた、しかもハイエンドモデルということで、動作については申し分ありません。
Pixel 3がGoogle製でほぼピュアネスなAndroidということもあり、かなりサクサク動いてくれる端末ではあるんですけど、やはり時代には敵わないというところでしょうか。
21:9 シネマワイドディスプレイになって3代目となりました。
しかも1 IIIではついに4Kで120hz駆動できるように。
このディスプレイはホーム画面を見ているだけでも満足度が高いです。
端末を持った感覚ですが、思った以上に握りやすくて見た目細いな!って印象でした。
横幅はPixel 3のほうが細いんです。
それでも1 IIIが縦長な分、持ちやすい印象です。
Pixel 3で分厚いカバーをつけてたせいもあるのかな...?
1 IIIでも外出時はカバーをつけてますが、自宅にいるときは外していることが多いです。
やはりデザインと背面のフロストパネルで高級感があるので、そのまま使いたくなります。
このフロストパネルの肌触りが大変良く、指紋が本当に付きづらいです。
その分滑りやすいというのもあるので、外出時はケースが欲しいなって思うところですね。
ストラップホール、なんでつけてくれないんですかねぇ...汚れやすいからかな...?
Snapdragon 888ということで発熱についてかなり懸念がありました。
実際キャリアモデルは発売直後は発熱問題が顕著だったようですね。
その後アップデートで改善されているようなレポートもありました。
SIMフリー版ですが、そのアップデートが適用されているのか、普段使いしているときにはそこまで気になりません。
ワイヤレス充電をしている最中にSpiral Playerで楽曲再生をしていたら異様に熱くなっていたので、こういった使い方は避けたほうがいいかもしれませんね。
15W急速充電できるワイヤレス充電器を購入して使っているので、そのあたりも関係あるかも...?
RAM12GBはPixel 3比較4倍になっているのでそれはもう快適ですね。
ゲームはスマホではFGOしかプレイしないんですが、Pixel 3では画面のみフリーズする現象がここ1年頻発してまして。
これが一切なくなったのでこれだけで精神衛生上とてつもなく良いです。
またROMも512GBと大容量。
キャリア版が256GBで倍増しているため、容量を気にしなくていいのも良いです。
Pixel 3は64GBで逼迫してました...。
ROMの大容量化はPhotography Proを使う上でも恩恵がかなりあります。
続いてカメラ。噂には聞いていましたが、本当にこれはデジカメですね。
カメラには疎いのですが、Photography Proは使っていて本当に楽しいです。
シャッタースピードやISO感度、レンズの切り替えなどとてもむずかしいのですが、
どんどん使いたくなる、そんなカメラアプリです。
照明によっては上手く撮れないなーって思ったりもしますが、使いこなせるようになりたいです。
ただRAW+JPG保存にすると、保存先をSDカードに設定していても内部ストレージに保存してしまうのが少しめんどうくさい仕様だなと感じました。
まぁこれはRAWファイルだけ隠しフォルダに移動してGoogleフォトには表示させないようにしたいので、ファイル管理アプリでSDカードに移すことでなんとかしようと思います。
少し古いmicroSDカードを使ってるので、実際移動に時間がかかってます。
書込み/転送速度のパフォーマンスがSDでは担保できないことからこの仕様のようです。
うん、諦めましょう。ファイル移動なら落ち着いたときにできますし。
Xperia 1 IIでは標準カメラとPhotography Proが分かれていて、せっかくのPhotography Proアプリの魅力が伝わらず残念、というような記事が多かったと思います。
というところで標準カメラをなくしPhotography Proアプリに「BASICモード」として統合しました。
デフォルトではBASICモードで起動するようになり、Photography Proと統合されたことで機能の一部をBASICモードでも使えるようになりました。
この統合は良い!!と思ってたんですが、なぜかこれを「ややこしくなった」と酷評した記事が。アプリが分かれていたほうがややこしいし、ワクワクするカメラアプリを起動する機会がなくなってしまうと思うのです。
「手軽にキレイな写真を撮ってスマホで見たいの~」なんて人はiPhoneを使うといいよ。
サイドセンスは思った以上に便利ですね。
操作のカスタマイズができるとは正直思ってなかったです。
Pixel 3では背面の指紋認証ユニットで通知バーの上げ下げを設定することができました。
こういうのが1 IIIでも出来たらなーと思ってたんですが、まさかのサイドセンスで設定可。
ジェスチャー設定にバック操作、ホーム移動、リセントリスト起動、通知を開く、片手モード起動、スクリーンショット撮影、マルチウィンドウなどなど様々な用途から選ぶことができます。
縦長のディスプレイなので、アプリ起動中に通知を開くのに持ち帰る必要があるのが億劫だなと絶対思うよなっていうのを見越されてました。これは本当に最高。
自分は下スワイプでバック(デフォルトでこうなってます)、上スワイプで通知を開くように設定しました。通知パネルは開きやすいほうが絶対良いと思います。
ガラスフィルムを貼ったせいもあるんですが、若干反応がシビアなのがつらいところです。
ステレオスピーカーもついてます。
音質はさすがのXperiaです。というかPixel 3が貧弱すぎた。
1 IIよりも音量を上げたということでスピーカーでの楽曲再生も満足できるレベルです。
イヤホンはそこまで良いものを持ってないのでまだ試してないですが、選択肢があるというだけで評価高いです。ゲーミングヘッドホン使ってみようかな。
iPad Pro用HDMI出力端子付きドックも使ってみたんですが、DisplayPort Alternate Modeに対応しているのでこちらも問題なく使用できました。
これでXperiaの画面を取り込んでPCで配信出来ますね。
FGO配信やりたいです。ご期待ください。
Pixel 3は DisplayPort Alternate Modeはなかったんです...。
あとXperia PROに搭載されたHDMI外部モニター機能があります。
こちらなんとXperia 1 II、Xperia 5 IIにアップデートで追加されたんですが、
Xperia 1 IIIにも実装されています。デフォルトでは無効になっていますが。
「設定」→「機器接続」→「接続の設定」→「外部モニター」をONにするとアプリが追加されます。
接続の設定にはChromecastやMiracastの設定、DUALSHOCK4の設定もあります。
最上部の検索バーから設定やアプリ検索もできるので試してみてください。
商品化の発表から約7ヶ月、キャリア版の発売から遅れること約5ヶ月。
発表から発売までが毎度のことながら長過ぎますね。
SIMフリー版の発売はほぼ半年遅れるのはXperiaはもう恒例なので待てましたが...。
まだ2週間、というところではありますが、現状とても満足しています。
Xperia XZ以来のXperiaで、本当に待ちに待ちました。
Xperia 1 II発売時も本当は結構欲しかったんです。
ただその年はiPad Proも買ってPixel 3もまだ割賦の途中。
Pixel 3はOSVもまだ1回あるし、何よりXperia 5 IIが思った以上に高性能になっちゃったんですよね。
1 IIIも発表されてしまったタイミングのあたりは、Xperia 5 IIのSIMフリー版が発売されましたが、その時はPC買い替えの優先度が高かったのもあり断念しました。
1 IIIのSIMフリーを辛抱強く待って本当に良かったと思います。
最後に、端末というよりはAndroid OSのお話になります。
Pixel 3をAndroid 12にアップデートして1ヶ月経って操作にもかなり慣れてしまったので、Android 11に戻ったのが結構痛手です。
Android 11では、通知パネルでのWiFi操作はWiFiそのもののOFF/ONトグルです。
Android 12では通知パネルでネットワークをタップしてから、WiFiのOFF/ONトグル、モバイルデータのOFF/ONトグル、WiFiスポットの候補と3種類表示されます。
個人的にこっちのほうが使いやすいんですよね。
あとバッテリー消費の面とかもあります。アンテナのOFF/ONは電力消費激しいです。
よく家電でも言われますよね、エアコンはこまめにOFF/ONするよりつけっぱなしで温度調節するほうが節電になるって。あれと同じです。
なので、早めにAndroid 12へのアップデートが来てほしいと思っています。
予定を早めて提供しようとしてるというニュースもあったので、OSVが早く来ることを願ってます。
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